彫金は主にプラチナ、金、銀、銅、真鍮、鉄、アルミ、錫などの金属を材料にしてアクセサリーや額、花瓶や皿などを作製します。
金属の加工方法には大きく分けて3つあり、彫金のほかに、鍛金(たんきん)と鋳金(ちゅうきん)があります。
- 鍛金(たんきん)・・・金槌や鏨・鳥口・鳥打ちを用いて金属を意図する形状にする技術です。一枚の平らな金属板から作ることができ、主に刀剣や器物などの制作をします。
- 鋳金(ちゅうきん)・・・土や砂で鋳型を作り、溶かした金属を流し込み作品を作る鋳造技術です。大きい物では銅像や仏像などの作製をします。
このうち彫金は金属加工の総仕上げの技術といえます。
彫金で使用する工具
実際に彫金師が使用する工具は、造るものだったり自信が扱いやすいものだったり好みだったり様々です。
私共が使っている工具はこちらにまとめさせていただいております。
彫金の歴史
彫金の技法は古墳時代後期、渡来工人によって伝えられたといわれています。
彫金の歴史と現在についてはこちらにまとめさせていただいております。